定番フォームと言われてきた「背中を丸めて走る」べきか、「背中まっ直ぐ」でも良いのか...
チームライドで伴走しながらメンバーのフォームを撮影していると、背中まっ直ぐで快走するベテランライダーが多い事に気が付きました。
長年走り込んでいるベテランは、定番スタイルに拘らず楽なフォームを本能的に見つけ出しているようです。
そこで自身のライディングフォームを撮影してもらい、自転車専門誌の鉄板ネタ「最適なフォーム診断(バイシクルクラブ2013.07号)」に基づきセルフチェック。
下ハンドルでの全力加速、力を抜いた巡航、8の字スラロームを次男に撮影してもらいました。
撮影の結果、重心がやや後ろで浅い前傾姿勢を保ちながら、軽く背中を丸めてハンドルを握っているのが見て取れました。
これは、長時間乗り続けると痛み出す左上腕(左鎖骨変形癒着と軽度の頚椎狭窄によるもの)を庇うために到達したフォームと思われます。
今回、誌面で紹介された4種類のフォームの中に、自身のフォームと合致するポイントを幾つか見つけました。
ペダリングスタイル、肩甲骨の開度、背中の丸め具合を意識して、フォームの更なる最適化を目指していきます。