PASSAT

良質、快適、快速が三位一体となった素晴らしいクルマでした。

ドアの開閉音が、従来のVW車と明らかに違います。
車内外どちらかも”重厚感”と”建てつけ精度”を実感できました。
ドアハンドルの握り角度が絶妙です、ぜひ実車でお確かめください。

＜エンジン＞
従来のVR6エンジンに比べ、一段と吹け上がりが鋭くなりました。
3,000rpmを越えてからの快音は、BMWストレート6より魅力的に感じます。
PASSATのキャラクターに、とても良く合っていました。
チョイ乗りで7.2km/hの平均燃費も立派です。
＜DSG＞
従来のDSGで気になっていた、発進時のギクシャク感が解消されて気持ちよくスタートできます。
適正なシフトタイミングのおかげで、エンジンの回転数も大きく変動しません。
長距離運転時に大きなアドバンテージとなることでしょう。
パドルシフト装着設定を早急に望みます。
＜シート＞
素晴らしいシートでした。
先代のW8搭載車に極めて近い、上質感を持っています。
前後ともに座面長とバックレストに余裕があるので、長距離運転時の効果が大いに期待できそうです。
＜車内音＞
タイヤノイズ、排気音、エンジン音の遮音が行き届いています。
僅かに聞こえる”軽やかなエンジン音”を楽しむことができました。
＜室内意匠＞
今までにない水平基調のダッシュパネルが新鮮でした。
メーターと操作系の位置をしっかりと守りながら、新しい形を取り込んでいます。