トゥアレグという大型の4ドア四駆であったことで、よかったこと、よくなかったことなど。

<○よかったこと>

・室内空間のゆとり
頭上空間、シート前後空間にゆとりがあるので、寝返りや着替えに重宝した。

・荷室容量のゆとり
着替え、毛布、医薬品、飲料水、食料等を人数分揃えるには、荷室容量のゆとりが重宝した。

・シートサイズのゆとり
前後長に加えてシート幅があるので、リアシートで横になることができた。

・フラットな床
後席床がフラットなので、車内の移動に重宝した。

・大型ルーフBOXの活用
屋根面積が大きいため大型ルーフBOXを積載できる。
BOXに常備していた、スコップ、キャンピングマット、キャンピングチェアーを活用できた。

・被災道路での走破性
被災道路の亀裂や段差を乗り越えても、パンクの確率が低い。。
車高が高いので、長雨でぬかるんだ仮設駐車場や道路の移動時に轍にはまらない。

・車内持込泥が少ない
床高があるので、降雨時の跳ねかえりによる泥水が入りにくい。
ドア下部がサイドシルを覆っているため、車内への泥や砂の持込が少ない。

・車外騒音の遮断
ドアが厚く防音対策がしっかりしているので、車外の騒音が侵入しない。

・車内温度の保持
車内周りの保温対策がしっかりしているので、エンジンを停止しても車内温度が下がりにくい。

<×よくなかったこと>

・アイドリング時のエンジン音
大排気量エンジンは、低周波アイドリング音が周囲に響きやすかった。

・アイドリング時のエンジン排気
環境対策エンジンは心配ないが、旧世代エンジンの排気ガスは臭いが周辺に流れやすい。

・燃料消費の心配
アイドリングであっても、燃料消費率は侮れない。
機会あるごとに燃料満タンの習慣をつけると安全。

・ハイオク燃料の給油
災害発生時は地域の燃料備蓄も枯渇する。
1台あたりのガソリン給油が10リットルに制限された時もある。
レギュラーガソリン仕様であれば、燃料仕様に関係なく給油できる。
震災直後のトゥアレグ
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カーゴスペースのゆとり
幅40cm 深さ90cmの亀裂
ガソリンスタンドに並ぶ車列
しっかりした防音、保温対策
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