F-117Aナイトホーク(アメリカ)地上攻撃機
全長:19.4m
全幅:13.2m
全高:3.9m
最高速度:M0.85
航続距離:1,200km(空中給油可能)
エンジン:F404-GE-F1D2 ×2基
推力:4,900kg
空虚重量:13,380kg
最大離陸重量:2,3625kg
ペイロード:約2t
乗員:1名
フランクリンミント1:48
F-117 ナイトホーク ”ドラゴン”
第53試験評価航空団
ロッキードが開発したステルス対地攻撃機F-117「ナイトホーク」は湾岸戦争で大きな戦果を上げ、
続くユーゴ・コソボ紛争にも参戦しました。
第53試験評価飛行団は、ニューメキシコ州ホロマン空軍基地のほか全米17州にある基地にて活動している部隊で、
数多くの飛行隊から構成されており、F-117のほかにF-15、F-16、A-10、プレデター、F-22等の試験評価も行っています。
ロッキード・マーチンF-117A「ナイトホーク」は、世界初の実用的なステルス機として1981年に初飛行を行いました。
レーダーから発見されにくくするため、期待形状は平面で構成されたくさびの様な独特の多面体の形状をしています。
空気力学的に不安定な形状となっていますが、フライ・バイ・ワイヤ・システムによって操縦安定性を確保しています。
主に重要施設への空爆を任務とし、現在までに撃墜されたのはコソボ紛争における1機のみです。
F-117はその運用・維持コストの高さを理由に2008年に全機退役していますが、米空軍は引退後もアリゾナ州にある、
トノパ実験場(通称、エリア52)で保管し、必要な事態が生じた場合にはいつでも現役に戻すとしています。