TSR-2の開発は、1956年にキャンベラの後継機を求めたイギリス空軍 (RAF) の超音速侵攻偵察攻撃機計画始まった。
全天候性能をはじめ、不整地からの短距離離着陸 (STOL) を行い、
低空を超音速で侵攻し、1,850 km以上を無給油で飛行する核兵器搭載可能な爆撃機という過大なものであった。
イギリス国内の航空機メーカー各社が設計案を提出し、
最終的にヴィッカーズ社とイングリッシュ・エレクトリック社の合同計画案が採用され1957年に本格的な開発が開始された。
機体の特徴としては、翼端に下反角を持つ主翼、全浮動式の水平尾翼を持っていた。
BAC TSR-2 (イギリス)爆撃機
Corgi Aviation Archive Collector Series AA38601
BAC TSR.2 Diecast Model 1:72 (Limited Edition)
RAF, Prototype, Boscombe Down, England, 1964
全幅:11.3m
全高:7.2m
全長:27.4m
エンジン:ブリストル・シドレー製 オリンパス B.O1.22R ターボジェット ×2
推力 (A/B ON): 13,600 kgf ×2
乗員:2名
最高速度:マッハ2以上