コレクション撮影のポイント
コレクションを撮影することで、ミニチュアモデルの新たな魅力を発見できます。
細部のマーキング、コックピットの造りこみ等を、映像で拡大するとモデルの個性がより一層際立ちます。
自慢のコレクション撮影に挑戦し、コレクター仲間との情報共有、CG画像へのはめ込みにご活用ください。
本編では、撮影機材、カメラの特性を活かした撮影方法を紹介します。
・撮影環境(撮影台、ライティングBOX、三脚)
・撮影機材(コンパクトデジカメ、ハイスペックコンパクト、デジイチ_ファミリー、デジイチ_ハイアマチュア)
・撮影結果(カメラ、レンズ別画像比較、飛行機/自動車比較)
・撮影台 撮影時は専用の台があると便利、面積が広く脚のしっかりした机が最適です。(推奨サイズ脚高35cm)
・ライティングBOX 均等採光、背景色を均一化することで、撮影結果は格段に向上します。(推奨サイズWHD50cm)
・三脚 スローシャッター時の手振れ防止、撮影アングル固定に必須。(ハイアングル用60cm、ローアングル用40cm)
ミニチュアモデルはローアングル撮影することで、実機に近いフォルムを再現できます。
三脚を選択するさいは、スローシャッター時の振れ抑止のためにも強度のある製品を購入してください。
・コンパクトデジカメ 採光を確保できれば、ストロボ発光禁止で驚くほど綺麗に撮影できます。
沈胴式レンズのカメラであれば、さらに好結果が期待できそうです。
絞り優先撮影ができないため、奥行きのある被写体は前ピン気味となり注意が必要。
・ハイスペックコンパクト コンパクトデジカメの弱点を補える仕様、絞り優先撮影により比較的奥行きのある撮影が可能です。
絶対的な絞り値が少ない(最高F8.0程度)ので、被写角深度には限度あり。
発色、描写力はコンパクトタイプより優秀。
・デジイチ(ファミリー) 口径の大きなレンズを搭載しているため、被写体の解像力、発色ともにコンパクトカメラを上回ります。
絞り値も大きくとれる(最大F32.0)ので、奥行きのある被写体(F-104等)が綺麗に撮影できます。
画像のファイルサイズが3.0MB以上と大きいため、PCの容量も強化する必要あり。
・デジイチ(ハイアマチュア) 高画質映像エンジンを搭載し、高級レンズの性能をフルに発揮させることが可能です。
スローシャッター、高感度(ISO800以上)でもノイズ混入が極めて少ない。
本体大型ディスプレーのリアルタイムモニター機能により、撮影アングルを確認しながら撮影できます。
ミニチュアモデルの接近(マクロ)撮影時、絶大な効果を発揮します。
ハイアングル三脚
60cm撮影
ローアングル三脚
40cm撮影