My CrossGOLF
2006秋のパリサロンでクロスゴルフが発表。
当時トゥアレグオーナーであった私には、クロスポロのプラス版程度の印象。
そんなクロスゴルフ発売の噂が、2007年当初より聞こえてきた。
「遅くても秋頃には発売されるらしい...」
しかしVWフェストやイベントでの告知は無く、モーターショーでティグアンが紹介された。
この時点でクロスゴルフの発売は無いものと確信。
ところが年末になって、限定500台発売がアナウンスされる。
突然の発売情報に驚きつつも、車検間近のゴルフGT入替を検討。
1.4TSI+6速DSGの走り、標準装備のステアリング連動キセノンランプに
魅力を感じ入替を決意。
クロスゴルフは、ゴルフプラスをベースにSUVテイストを演出した特注モデル。
FWD方式を踏襲した、典型的な「おかヨンク」。
勤勉真面目な日本人には、摩訶不思議なキャラクターに映るはず。
国産車でもSUV風ハッチバックが流行、今更VW車も同じようなことを...
VWはクロスゴルフをMPV(マルチパーパスヴィークル)と位置づける。
4WD方式に拘らないことで、軽快なハンドリング、燃費の優れたクルマを造ることに成功。
雨や雪のドライブは、ABS、ESPの制動、姿勢制御デバイスが効果を発揮。
適度な地上高を確保しつつ前輪の駆動力を活かして、全天候ドライブを満喫できる。
腰高のポジションがもたらす良好な視界、優れた乗降性も魅力。
ボディーパーツ、インテリアは、VW社直系のインディヴィデュアル社が担当。
通常の生産ラインと別枠で、丁寧に組立が行われる。
完成度の高さには定評があり、歴代のVW限定モデルは全て同社が製作。
インディヴィデュアル社製モデルは、VWオーナーのステイタスでもある。
パリサロン2006.09.26