He162(ザラマンダー)ジェット戦闘機 (ドイツ)戦闘機
BMW社製のターボジェットエンジン一機を胴体上部のナセル内に設置し、生産ラインを簡略化するため、
主翼などは合板製です。装備は20mm機関砲二門、敗戦までに275機が製作されました。
Heinkel He162 Luftwaffe Scale 1:72 ixo
全長 9.05m 全高 2.60m
全幅 7.20m 翼面積 11.20m2
自重 2,050kg 最大重量 2,700kg
最高速度 840km/h(高度6,000m)
上昇限度 12,000m
航続距離 600km
発動機 BMW 003E-1 ターボジェット 静止推力800kg×1基
乗員数 1名 総生産機数 約270機
武装 20mm機関砲×2
大戦末期、Me262でジェット戦闘機を実用化したドイツは、戦況が逼迫するに伴ない、国民戦闘機(フォルクスイェーガー)計画を実施。
「簡単な機体構造、容易な操縦、連合国の機体を上まわる高速性」という無茶な要求を指示しました。
この指示を満たすハインケル社の仕様が採用され、He162として1944年6月に開発が始められました。
本機で構成された航空団が組織されるまでになり、ヒトラー・ユーゲントの少年兵にも操縦させる計画 でした。
パイロット不足や、燃料不足に悩まされながらも一部実戦投入もされ、RAFタイフーン戦闘機を撃墜した記録も残しています。