フォルクスワーゲン・ザ・ビートル デザイン
【スペック】全長×全幅×全高=4270×1815×1495mm/ホイールベース=2535mm/車重=1280kg/駆動方式=FF
1.2リッター直4SOHC8バルブターボ(105ps/5000rpm、17.8kgm/1500-4100rpm)
ザ・ビートルの耐雪性を試すべくVW長岡よりデモカーを1泊2日拝借、以下の6項目をチェックしました。
1.夜間降雨時にキセノンヘッドランプが路肩をしっかりと照らすか。
ステアリングの舵角と光軸の同期機能は省かれているが、フォグ兼用のコーナリングランプと相まって夜間の視界は確保されている。
2.サッシュレス・サイドウインドウを寸開した際、雨、雪が車内に入らないか。
問題になるほどの吹き込みは無く、バイザー無しでも窓の寸開は可能。
3.ボディーの積雪を簡単に除去できるか。
屋根が低くボディーラインが滑らかなので、スノーブラシで簡単にボディーの積雪を除雪できる。
4.リヤワイパーの無いガラスハッチは、積雪、降雨でも視界を確保できるか。
ワイパーが無いのでスッキリとした視界は望めないが、リヤウインドウ熱線で曇りは簡単に除去可能。
5.夜間、降雨、降雪時においても車両感覚を掴むことができるか。
クロスゴルフと大差ないボディサイズは、比較的簡単に慣れる。
6.ゴルフ、ポロ並みの最低地上高を確保しているか。
クロスゴルフ、ポロと大差ない地上高で、雪道走行は可能。
7.ダッシュボード上の小物スペースに、クレードルタイプのNaviを装着した場合前方視界は確保できるか。
クレードルの設置スペースは十分、前方視界も問題無し。
走り慣れた自宅周辺道路での操作性、自宅駐車スペースとの相性も含めて、妻、長男と試乗を繰り返しました。
総合的な試乗の結果「ザ・ビートル」は日常的な使用が可能であると判断、クルスゴルフの後継車として契約する運びとなりました。